よくみれば雑食

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世にも奇妙な施設『岩下の新生姜ミュージアム』は狂気に満ちてて18禁

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『ピンク』と言われてパッと思いつくものはなんだろうか。

林家ペー・パー子?それともカービィ?まぁ人によってきっといろいろあるだろう。

では『内装がピンクだらけの施設』に絞った場合、どんなものが思い浮かぶだろう。

これはおそらく満場一致でこう答えるのではないだろうか。

うん、そうだね。みなさんご存知、

 

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岩下の新生姜ミュージアム

 

だね。

ということで今回はこの怪しい施設に足を踏み入れた感想を余すことなくレポートするぞ!

来客者困惑のカオスな空間をしかと括目せよ。

 

控えめに言って頭がおかしい

まず来客者を出迎えてくれるのは巨大な新生姜のモニュメントの

 

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コイツ。

どこからどう見てもアダ〇トグッズにしか見えないんだけど…。

New Ginger(オサレな書体)がシュールさを際立たせる。

 

そして施設の入口正面にはジンジャーツリーがドドンとそびえ立つ。

 

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イメージキャラクターのシカやアルパカが無造作にくくり付けられたジンジャーツリー。

これも近くでまじまじと見るとバ〇ブが1本1本丁寧に並べられて作られているのが分かる。1本1本、やけに造形にこだわってるようで一度そう見えるといよいよそうにしか見えなくなってくる。

ちなみに岩下の新生姜ミュージアムの入場料は無料で、展示物を見るには入口横の受付で入館証に記入するだけでOKだ。

途中、飲み物の自販機らしきものを見つけ「おっ!ちょうどいいからお茶でも買おう!」と駆け寄るとまさかの『岩下の新生姜の漬け液』専用の自販機だった。人をおちょくりやがってコノヤロー。

 

そんな岩下の新生姜ミュージアムには数多くの有名人が来館しており、壁一面にサイン色紙が飾られていた。例えば、

 

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コウペンちゃんのるるてあさん。

コラボか何かしているようで奥の展示会場にもコウペンちゃんグッズがしこたま展示されていた。

 

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マキホルのナヲ姉。音楽雑誌のコラボ企画で岩下の新生姜を使った創作料理を作ったらしい。

小さく書いてある「岩下社長、やっぱり頭おかしいですね(笑)」は来館者全員の声を代弁してくれている。

 

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そのほかには有名な漫画家やアニメーター、作画監督なんかも多く来館しているようだ。画像はそのうちの1人の西村誠芳さん。

なぜ数多く手掛けた作品の中からシティーハンターの冴羽 獠を選んだのかは謎だが……あっ、もしかしてモッコリとかけて(自主規制)

 

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師走の翁先生!師走の翁先生じゃないか!!!これはもう完全にディ〇ド(自主規制)

 

とまぁ、こんな感じでサイン色紙をボーッと眺めるだけですでに面白いので、岩下の新生姜ミュージアムへ遊びに行った際にはまずはサイン色紙を眺めることからスタートしてみてはいかがだろうか。

あ、そうそう、それとどうでもいいけど、なぜかあやまんJAPANとエレキテル連合のサインがそれぞれ6枚ずつくらいあったから筆跡の微妙な違いを見比べても面白いかもしれない。ていうかどんだけ来てんだよ。

 

さて、展示ブースを進んでいくとまずは岩下の新生姜についての資料館的なエリアが広がる。

明日からの人生には何の役にも立たないけれど、興味深い情報が多いのでじっくり展示物を眺めてみてはどうだろうか。

 

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続いて奥に進むとかなり広い展示エリアが出てくるのだが、ここで目立つのはなんと言ってもこの、

 

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超巨大な新生姜の被り物。

 

なんだこの狂気じみた物体は…。マジで頭がおかしいぞ。

ちなみに、中に人が入って穴から顔を出すことができるようになっている。

あと「世界最大の新生姜のモニュメント」みたいなことを館内放送で言っていた気がする。そりゃあそうでしょうね。

なお、今の時期はプロジェクションマッピング クリスマスverをやっているようで、この巨大な被り物が幻想的に七変化していた。

BGMもクリスマスソングっぽくアレンジした岩下の新生姜のテーマだったり、初音ミクさんが歌いだしたりとなかなかに凝っていた。

なお、プロジェクションマッピング開始までのカウントダウンはこんな感じだった。

 

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1分前(意味深)

 

なお、この巨大なモニュメント周辺には

 

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やけにリアルな土のなかの再現トンネルがあったり

 

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TT兄弟かと思ったらノッポン兄弟だったり、

 

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よく見るとかなり際どい衣装を着たアイドルがいたり、

 

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よく見なくても完全にアウトのペンライトがあった。

 

また、巨大モニュメントの裏には『徹子の部屋』ならぬ新生姜の部屋があり、新生姜くんの日常の1コマを切り取ったジオラマにお邪魔することができる。

 

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そのソファー何人(?)掛けなんだよ

 

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ん?

 

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おまえ写ってたんかい!!!

 

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ベッドの横には本棚があって、『シン・ショウガ』『ジンジャー鉄道の夜』『君の新生姜をたべたい』『時をかける生姜』など見覚えのある著書が数多く並んでいた。

 

続いて新生姜の部屋を出て中央広場に行くと、今度は過去のコラボグッズなどが多く展示されていた。

 

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押し寄せる新生姜アルパカの群れ。

 

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言いたいことは分からなくもない。

 

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ほむほむぅ!!!劇場版の作画監督のうちの1人が寄贈したらしい。

 

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言いたいことは分からなくもない。

 

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ん?

 

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尻尾がね。見えなくはないけれども。ジャッジとしてはギリギリよマジで。

 

ということでなかなかにゴリ押し感が満載の中央展示コーナーを抜け、最深部に辿りつくとそこには

 

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神社があった。

 

ジンジャー神社。誰がうまいこと言えと。

近くにいたオッサンはこれを見て「くだらねぇwwww」と、えらく気に入った様子だった。

 

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狛犬ならぬ狛鹿はクリスマス仕様にされていた。それもう鹿じゃなくてトナカイや。

 

このエリアには神社らしく1回100円の新生姜おみくじや、500円の御守りガチャがあった。

また、100円で岩下の新生姜デザインの絵馬を購入することができ、願掛けをすることもできるようだ。

ジンジャー神にどれほどの効力があるのかは未知数だが、かなりの絵馬がずらっと並んでいたところを見ると、もしかするとそれなりに効力があるのかもしれない。

 

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叶うといいね。

 

レストランのメニューも生姜づくし!でも美味い!

岩下の新生姜ミュージアムを満喫したあとは腹ごしらえをすべく、同施設内にあるレストランにやってきた。

 

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カフェと名乗っているとおりコーヒーなども提供してくれるのだが、そこにも希望とあらば容赦なく新生姜をぶち込んでくれるらしい。頭だけじゃなくて味覚もおかしいんか。

ただ、生姜づくしのメニューはどれもこれも意外とイケる味付けで、特にピンクジンジャーエールと新生姜風味のソフトクリームはオススメの一品だ。

 

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サラダのドレッシングにまで新生姜がかかっているという徹底ぶり。

しかし唐揚げやフライドポテトなど脂っこいメニューにはこれがまた生姜の風味がぴったりで、ほどよく口の中がサッパリするもんだからパクパクいけてしまった。

ソフトクリームはほのかに岩下の新生姜の風味が感じられ、喉にピリッと刺激が来るのがクセになる一品。コーンもキャラメルシナモンみたいな味がして、かなりのこだわりを感じた。

このほかにもジンジャーカレーといった世にも珍しいメニューや、ジンジャービールなどのアルコールメニューまで揃っていた。

入館料が無料なのに飲食店のお値段もなかなかリーズナブルなので、気になる人は是非とも実際に味わってみてほしい。

 

また、今回は記事の長さの関係で省いてしまったけれど、昔懐かしの電撃イライラ棒があったり、親子参加型の料理教室(岩下の新生姜漬け液を用いた漬物口座)や、入口正面にある特設ブースでイベントなどが開催されていたりと、家族連れもカップルも誰でも楽しめるようになっている。

また、電車で来る際は最寄り駅から徒歩10分程度、車の場合も栃木ICから10分ちょいで駐車場も完備されているためアクセスもそれなりに良好だ。

ということで栃木に足を運ぶことがある際には、世にも奇妙な岩下の新生姜ワールドにどっぷり浸かれる『岩下の新生姜ミュージアム』へ遊びに行ってみてはいかがだろうか。

 

 

詳細はHPからチェケラー。