よくみれば雑食

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女子高生が巨乳に対してとてつもない憎悪をたぎらせていた話

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それは会社の同僚と昼食を食べに出かけたときのこと。

いつもならラーメンとか、ササッと食べられるもので済ませてしまうところだが、たまにはちょっと趣向を変えてオシャレなランチでもしてみようということになり近場のそこそこ賑わっている洋食店に入ることにした。店内は女性客がかなり多くて、もうこの時点で足取りが重くなったのだが、いまさら店を変えるのも面倒なので思い切って入店。

とりあえず無難にランチメニューを注文。これがなかなかのボリュームでドリンクバーもついているもんだから、いい店見つけちゃったねーなんて話していると、斜め向かいの席に座っているJKグループから聞き捨てならないワードが飛び出てきた。

 

「巨乳が憎いッ!!」

 

JKたちの話し声が無駄にデカいのはやや気になっていたものの、やれテストの点数がどうだとか、クラスの男子のルックス格付けだのといった他愛もない話をしていたので特に気に止めていなかった。

が、これについては話は別だ。こんな面白そうなワードを放っておけるわけがない。ほれ見ろ、隣の席のOLさんもビックリしてミートソースこぼしちゃってんじゃねぇか。

そんなまわりの視線を気にすることなく、JKたちの巨乳への憎悪は燃え上がっていく。恐るべき速度で熱を帯びていく。なんだオマエら、巨乳に親でも殺されたのか?

その様たるや、まるで村を襲った巨人に母を食べられた主人公が復讐の念に駆られているワンシーンを見ているかのような迫力。あと赤点をさりげなく巨乳のせいにしているヤツがいるがそれは完全にオマエのせいだろ。

それにしても声がデカイ。どんどんテンションが上がってきちゃってるもんだからそれに比例してボリュームも増していく。もはや駅前でやってる選挙演説より声がデカイ。なにをマニフェストにするつもりだオマエら。当選のあかつきには全国の巨乳を駆逐しますとか言い出すのかオマエら。

そんなこんなでJKたちの反巨乳演説はまだまだ続く様子だったが、残念ながらこれ以上のんびりしていると私たちが上司に駆逐されてしまう危険性があるので、惜しみつつもその場を後にすることにした。

というのがこのまえの出来事。

 

でも巨乳もなんだかんだで大変みたいよ?

JKたちはそれぞれが力強く己の思いの丈を言葉にしていたが、だいたい要約すると「巨乳羨ましいんだよコンチクショー!」という一言でだいたい収まるくらいの内容を延々とループしていた。

ちなみにこのJKたちとの出会いは『大きければ大きいなりに苦労も絶えないんだよ?』ということが書かれた記事を、つい先日はてなブログのトップページで見つけたばかりの私としてはとてもホットな話題でもあった。

 

www.nagaiyouko.com

 

なんだこれ、タイトル一本釣りにもほどがあるだろ。タイトルがもう卑怯だろ。そんなもん四方八方どこから見ても最高に決まってるだろ!いい加減にしろ!

ちなみに筆者の女性が実体験をつづるこちらの話は以下の記事との2部構成になっているみたいだ。

 

www.nagaiyouko.com

 

内容としてはよく言われる大きいが故の悩みがメインであるようで、「あー、やっぱりそうなんだなぁ」という感想だった。あとこれを見たのが朝の通勤電車のなかで、荒んだ心がちょっと潤ったので、はてなスターもつけておいた。おっぱいっていう単語だけで少し幸せになれる。

あとこれを読んでいて面白いなぁと思ったのが、意外と男バージョンでも当てはまるポイントが多いということだ。友人に立派なネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲の持ち主がいるのだが、彼が昔言っていた悩みも、重い、タイトジーンズが恥ずかしくてはけない、嫌でも強調されてしまう、水着の問題で悩まされる、走ると痛いし、ベチベチいうし…とこんな感じで、デメリットのほとんどが一致していた。ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲はもとから垂れているけども。

全然ちがうパーツの話なのに謎の一致が多くて笑いをこらえるのに必死だった。で、ひとしきり心の中で笑った後に修学旅行でそいつがブツを振り回していたことを思い出して、またすこし心が荒んだのでLINEで文句を言っておいた。

ちなみに、この記事を読んでいる最中に、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲アイスノンくらいなら余裕で挟めるだろうなぁ…と想像したら思いのほか面白いイメージ図になってしまって1人で笑いをこらえていたことも付け加えておく。

 

そんな悩める女性に必見のアイテム

ということでこの記事を書くに至った材料は実はもう1つあって、ネットサーフィン中にこんな商品の紹介をしている記事を発見したんですわ。

 

www.cecile.co.jp

 

ほほう…。

以前、このブログでも健全な男子たちのガッカリする声が聞こえてくるような商品の紹介をしたことがあったけれど、ペタ胸メーカーはそれに似たガッカリ感がある。

 

www.yokumireba-zassyoku.com

 

もちろん、商品の紹介ページに書かれているようなことは男性諸君は反省しなければいけないことではあるんだけれど、それにしてもこれはあんまりである。

Twitterなどでは女性が男装コスプレをする際などに使う例を紹介していて、そういう使い方もあるのかぁと感心しつつも、やっぱりこれは流行らないでほしいなぁと思うのが正直なところ。

クラスの大人しいあの子は格好も地味で物静か。普段は全く目立たない彼女も実は脱いだらスゴイくて…!

 

「い、委員長ってこんなに大きかったのか…!」

「いつもはペタ胸メーカーでおさえていたの…」

「なんでだよ!もったいない!」

「だって…恥ずかしくて…」

「もう俺の前だけでは恥ずかしがらなくてもいいんだよ。だって俺と委員長は…」

「カザマくん…」

そして2人は幸せなキスをして終了

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みたいなことを妄想してペタ胸メーカーのよさを引き出してみようかとも思ったけど、もう戻ってこない青春時代のまぶしさにあてられて自滅した。もっとちゃんと青春しとけばよかった。

いつかは胸を大きく見せるブラに何の違和感も覚えなくなるように、大きな胸を小さく見せる道具に対しても何の疑問も感じなくなっていくんだろうか。

この商品の存在を知った男子高校生はさぞかし憎悪の炎に身を焦がすのではないだろうか。そしてそのさまをどこかのブロガーに『男子高校生が胸を小さく見せる道具にとてつもない憎悪をたぎらせていた話』として書かれてほしい。

「なんだオマエら、貧乳に親でも殺されたのか?」とか書かれてほしい。