【この頃流行りの女の子】『おフェロ女子』とかいう狂気のネーミングに驚きが隠せない
以前もファッション用語の難解さに頭を悩まされた記事について言及したのだけれども、今回もたまたま目についたパワーワードに度肝を抜かれて、気付けば1日が終わっていた。そのくらいインパクトのある言葉だった。
そんなインパクト大のファッション用語、その名もズバリ『おフェロ女子』である。
……マジ?
おフェロ女子ってなんだ!?
雑誌「ar(アール)」が2~3年目に提唱した、というのが定説の造語・新語で意味は単純明快 「オシャレ+フェロモン」つまり「オシャレでフェロモンが出ている状態」でファッションや美容・メイクなど幅広い方面に関わるトレンドです。 この雑誌「ar(アール)」が長澤まさみさんや石原さとみさん等の「色気があってかわいい」女優さんを表紙に起用し、さらに「エロ」や「セクシー」というテーマの記事を多く発信していきました。
流行に敏感な女の子には、もうすっかり定番のワード「おフェロ女子」。女性としてのフェロモンがばっちり出ているモデルさんや女優さんをテレビや雑誌で見て「よーし! 私もおフェロ女子を目指すぞ!」と思って頑張っている人も多いのでは?
自分で言うのもなんだが、流行にはそこそこ敏感なほうだと思っている。でもおフェロ女子なるインパクト大のワードは生涯で一度たりとも聞いたことがない。定番のワードではないとハッキリわかる。
だってさ、考えてもみてごらんよ。テレビの前で「よーし!私も明日からおフェロ女子目指すぞー!」って意気込んでる女子なんて見たくないでしょ。これは流行に女子の流行最先端を知らないオッサンの俺でもわかる。ファッション業界お得意の洗脳攻撃だこれ。
だいたいなんで”オシャレ”と”フェロモン”を1回あわせたうえでわざわざ略す必要があるのよ。もうこれ狙ってるとしか思えないじゃん。完全に空目させたいがためのネーミングじゃん。これ考案者ぜったいオッサンだわ。飲みの席で下ネタばんばんブッ込んでドン引きされるタイプのオッサンだわ。俺と同じニオイがする。
しかもこの『おフェロ』って造語は汎用性が高いらしく、「今日のメイクおフェロじゃ~ん!」とか、「今日のファッションおフェロ感出てて素敵~!」という使い方をするらしい。今どきの女子はみんな普通に使うんだってさ。おフェロ。へぇ~。
ぜってぇウソだろ!!
聞いたことないわ!
ホントにさ、ファッション業界ってそういうとこあるよ。なんでもかんでも「流行」「今どき」って言やぁ、思考停止のサブカル女子が食いつくと思ってる。やめろって。ホントに食いついちゃうんだから。マジで。そういうとこだぞ。
例え、「今どき女子はパトラスタイルで決めろ!アヌビスとの散歩が最高にHOT!」とかブッ飛んだこと言ったって信じるんだから。ピラミッド前が最高にインスタ映えするからっつってサハラ砂漠ツアーが今どきのティーンで満員御礼になっちゃうんだから。
(※一般的なパトラスタイルのイメージ)
もう少し『おフェロ女子』を掘り下げてみる
せっかく面白い話題を見つけたのでもう少しイジってみる。
おフェロ女子の特徴というのが調べるといろいろ出てくるけど、共通しているのは”適度な抜け感”と”適度なセクシーさ”らしい。なんかもう特徴すらも卑猥に見えてきた。
例えば、服装はちょっとスケた記事のものだったり、あえて露出が目立つような肩だしのものだったりを選ぶのがポイントらしい。これは誘ってますね。
肌はスベスベのもちもちで意中の彼にボディタッチしても(されても)ドキッとするような状態であることが大事らしい。いよいよこれは誘ってますね。
そしてメイクも微熱があるような火照り顔メイクがポイントで、唇も吸い付きたくなるようなプルッとした潤いを持たせるのが大事のようだ。これはもう誘われてないと思うほうが無理がありますね。
そして合言葉は『元気いっぱいなおフェロ女子』らしい。
\「えー!なになにー!?私のおフェロそんなによかったのー!?」/
って喚いてる鈴木奈々しか頭に浮かばない。
テレビ番組で満面の笑みで「私のおフェロテクで彼がすごくなっちゃってー!!」ってブッぱなしてる鈴木奈々しか思い浮かばないよ。
ふぇぇぇぇぇぇ…やめてよぉ…男女の秘め事を全国ネットで喜々と暴露しないでよぉ…。