よくみれば雑食

よくみれば雑食

雑食系男子が日々の出来事やお役立ち情報、気になる話題など幅広く書いてます

なんだかやる気が起きない。そんな日に聴きたい曲5選 ~パート2~

f:id:ricaldent1990:20170816231843p:plain

 

今日もやる気が起きない(挨拶)

もしかすると私の場合、やる気が起きないのではなく根本的にやる気そのものが欠如しているのかもしれない。どうも、カザマです。

無い袖は振れない。ないやる気は起こせない。

やる気スイッチ~ボクのはどこにあるんだろ~♪

見つけてほしいよ~ボクだけのやる気スイッチ~♪

はい、本題に入ります。

 

今日もこの曲でテンションを上げます

嘘とカメレオン 『N氏について』

さて、テンションを上げたいときに聴きたい曲パート2のトップバッターは嘘とカメレオンのN氏についてという曲。

嘘とカメレオンについては、以前このブログでも紹介したことがあるけれど、とにかく曲の勢いがいい。

(そのときの記事はこちら) 

 

特にこのN氏についてはMVありきで大好きで、「(´◉◞౪◟◉)<モッシー?エッ、マジデ?チョーウケンダケド」⇒「ウッワッ>(゚Д゚;)」からガツンと入るイントロがとにかく気持ちよすぎる。

同じく代表曲の『されど奇術師は賽を振る』のMVも映像がすごく面白いのだけれど、このバンドの魅力はMVが面白いだけでなく、みんなすごく楽しそうに演奏しているところにある。

そのうえ催し物も好きのようで、先日はタワレコなどのCDショップをまわって『口パクミニライブ』なるものもやっていたらしい。前代未聞のアテレコライブ!って堂々と告知してたけどそこでもこんな激しい動きをしていたのかしら?

Twitterでも「気軽に話しかけてね~」なんてよく投稿しているのを見かけるし、本当に楽しんでやってるんだなぁというのが随所に見えるところからも元気がもらえる。

 

それにしてもボーカルのチャムさんの首をガックンガックンさせるパフォーマンスはいつ見ても首を痛めそうで怖い。

スタイリッシュ赤べこは見てるこっちの首がこってくるからあんまりやらないほうがいいんじゃないかな。心配です。

 

 

 

PENGUIN RESEARCH 『SUPERCHARGER』

こちらも今話題の若手バンド、PENGUIN RESEARCHからSUPERCHARGERをピックアップ。

メジャーデビューシングルの『ジョーカーに宜しく』がアニメのタイアップに起用されたことで一躍有名になったが、ベース・コンポーザーを担当する堀江昌太は知る人ぞ知る、ボカロPの『kemu』であることを本人が言及し、話題になったバンドでもある。(※ちなみにさらに深堀りをすると過去の過ち的な話も知ることはできるが、ここでは言及は避けておく)

私としては、kemuであり、作詞・作曲家であり、ベーシストである堀江昌太もそうだけど、ギターの神田ジョンがニコニコ動画で『最後らへんのシ者』名義で活動しているころの動画が好きだったんで、kemuと一緒にバンド活動をしているということにも驚いた。ネットではあんまり触れられてないけど。みんなkemuが大好きなんだね。

ジョーカーに宜しくはコテコテのアニソンロックというか、最近のタイアップっぽい分かりやすいイケイケ曲で好きなんだけど、SUPERCHARGERはピアノの音が強調されているからか、もうすこしオシャレめ。

朝の寝ぼけている耳で聴くにはこのくらいの曲がギリギリ。テンションを上げるにはピッタリなのだ。ジョーカーに宜しくは朝に聴くにはうるさすぎて逆に精神が削がれる。

あとこのMVは特段、メンバーが楽しそう。やっぱり楽しそうなMVって大事。

 

 

 

フレデリック 『オンリーワンダー』

続いてはフレデリックのオンリーワンダーをご紹介。

ここ最近で急激に知名度がうなぎ上り中の踊ってない夜が気に入らないバンドです。

正直あのMV見たときは何かしらのクスリをキメてるとしか思えなかったけど、このMVはものすごく爽やか。こっちのほうがいいよ絶対。

ちなみにこの曲はタイトルの通り、『ナンバーワンにならなくてもいい。もともと特別なオンリーワン』ということを歌った曲になっています。大丈夫か。いまここらへんの話題かなりシビアだぞ。

この曲のMVでひときわ目をひくのは女子高生たちが全力で踊る謎ダンス。頭くらっくらしそう。この謎ダンスですが、残念ながら流行る兆しはありません。

恋ダンスは国民的美少女のガッキーがハートフルに踊っていたこともあってハッピー感が出てるけど、謎ダンスはご覧の通り狂気を感じるんでね。これは流行りませんわ。でも私は好きだよ。

そもそもガッキーにやらせたらなんだってハートフルになる。ポッキーのCMのダンスだって今になって冷静に振り返ってみるとワケわかんないでしょ。でもいいんです。ガッキーだから。許されるんです。ガッキーだから。

 

ちなみにライブはこんなにカッコイイ。

歌い方にキレがあってこっちのほうがいいんじゃないか?あれ?そもそも謎ダンスいらないんじゃないか?

1:44の『顔色変えろ十人十色 色メガネで見るなよ』のとこの振り付けが好きすぎてリピートしてしまう。あと『十人十色 色メガネ』のとこの語感が気持ちよすぎてやっぱりリピートしちゃう。

ホントにリリリピートしちゃう。リピートして!リピートして!……あれ?もしかして私ったらフレデリック中毒になってる?

まぁいっか!(゚∀゚)くりくりかえす♪く~りくりかえす♪

 

 

 

 THE YELLOW MONKEY 『SPARK』『バラ色の日々』

ここにきて2曲同時紹介。

THE YELLOW MONKEY、通称イエモンのSPARKとバラ色の日々。

本当はどちらかに絞りたかったのだけれど、悩みに悩んだ末にどうしても絞り切れなかったんで、えぇーい!どっちも紹介したれー!ということでこうなりました。

5組のアーティストを紹介する!とは言ってないからセーフだよね。うん。

ということでまずはSPARKから言及していきたいんだけれど、できればこの曲はフルサイズで聴いてほしい。是非ともフルで。Aメロ、Bメロでグッと溜めてサビで一気に気持ちよくなる曲構成なんだけども、MVはギターソロの前で終わってしまうのだ。

このあとのメチャクチャ痺れるギターソロからのCメロでグググっと溜めて、大サビの気持ちよさが尋常じゃないんですよ。ホントに脳内麻薬ってこうやって生成されるんだってくらいじゅわぁぁぁと脳汁が溢れるのを実感する。

なんかMVだけ見ると吉井和哉がキマっちゃってるようにも見えなくもないけど、この曲のサビの気持ちよさを知ると、これがどうしようもなくカッコよく見えてくるから音楽っていうのは本当に不思議。

 

それに比べ、バラ色の日々は正統派。もう普通にカッコイイ。

SPARKはクセになるまでに数回聴きこむ必要があるけれど、バラ色の日々は初めて聴いた瞬間に心を鷲掴みにされた。なんだこの凄まじい威力は。

MVもSPARKみたいにキマっちゃってないうえに、イエモンのMVのなかでも屈指のオシャレ度の高さがあると思っている。世界観はイマイチ分からないけど、その謎めいた感じが余計にカッコイイ。

しかし、こんなカッコイイとこだらけのイエモンは活動休止などを経て、2004年7月に一度解散をしている。このあたりのイエモンの歴史はネットで詳しく書かれているページがたくさんあるので、それらを読んでみてもらうといい。

残念ながら私がイエモンの存在を知り、そのカッコよさに気付いたのは、カリスマ的存在のモンスターバンドが解散したあとのことだった。

解散後しばらくはメンバーそれぞれがソロ活動をしていて、吉井和哉のソロ活動中の曲もやっぱり好きになって、やっぱり生のTHE YELLOW MONKEYが見たい。そう思っていた数年後のこと。

2016年1月に、なんとTHE YELLOW MONKEYが復活すると言うじゃありませんか。いやぁ、このニュースを知ったときはメチャクチャテンション上がりましたね。5月にはファン待望の復活ツアーを開催し、ここで吉井和哉はファンに向けて「このTHE YELLOW MONKEYは生涯解散することはありません」と宣言している。

そのうえで満を持して発売した復活後のアルバムは自身たちの人気曲、それもファン投票によるベストアルバム『イエモン-FAN'S BEST SELECTION-』の全収録曲、珠玉の16曲を今のTHE YELLOW MONKEYがセルフカバーするという胸熱の1枚。

 

 

本人たちが「ライブに近い音で」「バンドの生の音で」とこだわりを見せる至高のアルバムということもあり、このアルバムは本当に素晴らしい出来だった。

上記のSPARKとバラ色の日々もオリジナルの音源は、よくいえば全体がまとまっていて、若さゆえのパワーや勢いが感じられるものになっている。ただ、そのぶん全体がボヤーっとしている印象も受ける。

それがこのアルバムではボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボード、etc...それぞれの音がパキッとしていてよく通る印象。そのぶん全体の勢いや迫力が控えめに感じられるようにも思えるけれど、本人たちのコメントからも分かるように、ごまかしのないしっかりとした音で勝負できるようになったという自信が1曲1曲から感じられるものとなっている。

しかもアルバムのタイトルが『THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST』ですよ。THE YELLOW MONKEYここにあり。

ただの思い付きでの復活なんかじゃなく、しっかりと熟成されて帰ってきたイエモン。彼らが当時の人気曲をあえてセルフカバーし、アルバムにこのタイトルをつけることに対する覚悟を思うともう…(感涙)

あんまり語りすぎるとイエモンだけで1万文字とか使っちゃうんで、最後に簡単にこのアルバムでのSPARKとバラ色の日々についても触れておく。

SPARKについては前述の通り、それぞれの音がしっかりと通るようになっているからか、少しスッキリとした印象。そのぶんオリジナルでは音が浮いているように聴こえていた部分も、どっしりと安定感があって心地よい。だけどサビ前の「アユレディースパーク」がちょっとハッチャケすぎじゃない?w

バラ色の日々に関しては、オリジナル音源に負けず劣らずのカッコよさ。なんで音だけなのにこんなにもカリスマ性を感じるんだろう。

この曲に限らず、今回のアルバムは全曲通して変に力んでいないというか、余裕が感じられるんだけど、ときどき遊び心なのかちょっとクセを出していたりする。

Aメロの『んバラ色の日々を~♪』とか、明らかに意識して遊んでる。でもそこがすごく好き。それに、未だに『スパンコールを集めて』の部分も高音が無理せず出てるのホントにすごい。これのオリジナル音源収録したの何年前よ。まったく劣化してない。むしろ未だに進化し続けているとかすごすぎる。

あとアウトロのギターがライブ風のアレンジになっているのは初めて聴いたときに最高に痺れた。こっちを聴きすぎてオリジナルのほうは物足りなさがあるもんね。

いやー、これだけ語ってもまだまだ語りつくせないイエモンのニューアルバム。リリースから少し経って初回限定版なんかは一部で手に入らなくなってきているみたいだけれど、これは持っていて損しない1枚です。

 

以上、今回の5曲でした

なんだかこの記事の半分はイエモンへの愛で出来ているような気がしなくもないけれど、自重したのでセーフ。

この手のシリーズはいっぱい書けることがこのたび判明したので、調子に乗って『元気が欲しい時に聴きたいシリーズ』『夜にゆったり聴きたいシリーズ』『雨の日にしっとり聴きたいシリーズ』などなどいくつか書き進めています。もう少しだけお付き合いください。

それでは。

 

(パート1はこちら)