よくみれば雑食

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なんだかやる気が起きない。そんな日に聴きたい曲5選 ~パート1~

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みんな!今日もだらけてる!?(挨拶) 

ということで絶賛、だらけ中のカザマです。どうもこんにちは。

ここのところ仕事が忙しくなってきたこともあり、平日はヘトヘト、休日はその反動で何もする気が起こらないという、ザ・社畜の毎日をおくっております。

疲弊して削がれたやる気を無理やり起こすというのはこれがまた至難の業で、ここ最近はとうとう日々の家事でさえ放棄し始める始末。

キッチンに溜まっていく数日分の食器を眺め、このままではイカン…と思いつつも、ついつい後回しにしてしまうこと、みなさんもありませんか?

そんなときに、私はやる気を起こす燃料として音楽をかけるんですね。こうしてブログを書いているときもだいたいはBGMが流れています。

時と場合によって流す音楽の種類は変わりますが今回は、やる気が起きないときに「よしっ!やるぞっ!」となるためのテンションの上がる曲を5つほどご紹介したいと思います。

ちなみに完全に私の趣味が反映されておりますので万人向けではございません。あしからず。そんじゃいってみよー。

 

私はこの曲を燃料にしています

Mrs.GREEN APPLE 『StaRt』 

記念すべき1曲目はいま急激に知名度と人気が上昇中のMrs.GREEN APPLEが歌うStaRtでございます。

いいでしょう。この明るさが突き抜けてるところとキャッチーなメロディーが大好き。イントロのティンパニのドルルルルルルルって音が流れてきた瞬間にうおーっ!ってなるのよ。で、そのまま底抜けに明るい3分半を駆け抜けていくと。

3分半という少し短めの曲ということもあって、ノンストップで一気に走り抜ける印象が強いこの曲はテンションを上げるにはもってこい。サビが『ドレミファソラシド』のメロディで作られているのも印象に残りやすいポイント。

有吉がベッキーにつけたあだ名に『元気の押し売り』というのがあったけど、こんな曲を作る大森元貴は音楽界の元気の押し売りと言っても過言ではない。

ちなみにミセスの曲のすべての作詞・作曲を担当しているのがボーカルの大森元貴なんだけれど、もちろんこんな元気な曲ばっか作っているわけでもない。ちょっと捻くれた歌詞の曲だったり、ダークな雰囲気の曲も作ってたりするからガチの天才である。

とあるテレビ番組で曲つくりの様子を紹介していたことがあったけれど、曲作りの際は『感覚』だの『イメージ』だの『ひらめき』に頼っているといった何の参考にもならない答えを返しちゃうところが天才のそれ。テレビの前でメチャクチャ笑った。

最近は新たな分野に挑戦中(悪く言えば迷走中)のようで、ちょっと見ないうちに大学デビューしたパリピみたいになっていた。おいおいどうしたミセスと思っていたけれど、よく考えたらメンバーの平均年齢がそれ相応だったんで特段、そこまで不思議がることでもないという結論に達した。

この曲が入っているメジャーデビューミニアルバムのVarietyと、1stフルアルバムのTWELVEはしょっちゅうリピートしているくらいに好き。だから早くパリピ期間(迷走期間)おわんねーかな。 

あとどうでもいいけど、ドラムの女性がメンバーからメスゴリラって呼ばれてるってエピソードほんと笑うw

 

 

 

sumika 『ふっかつのじゅもん』 

2曲目は以前このブログでも記事にしたsumikaの代表曲でもある、ふっかつのじゅもん。

(※sumikaの記事はこちら) 

 

この曲もイントロのポンポンポンポンから入って疾走感のあるイントロで一気に心を鷲掴みにされるんですよ。テンションの上がり方は1曲目のStaRtと似ていて、ガソリンに火をつけるがごとく一気にブワッとくる感じ。テンションの上げ方としては最もポピュラーで効果があるんじゃないでしょうか。

ただそのぶん、曲が終わると同時に鎮火するから効力が短いのも考え物。そういう場合はテンションアゲアゲプレイリストとか作ってリピートするのがよろしいかと。

ちなみに10月26日に行われるワンマンツアーのチケットが当たったので今からもうワクワクが止まらないんですよ(自慢)

この曲ライブじゃ鉄板みたいだし、当日もやってくれるといいなぁ(勝ち誇った顔で)

 

 

 

米津玄師 『MAD HEAD LOVE』

さて、3曲目はマジもんの天才と呼び声の高い米津玄師のMAD HEAD LOVEを。

米津玄師と言えば!ゴーゴー幽霊船!LOSER!みたいな反応が多い気がするけど、個人的にはこの曲の衝撃を越えるものはなかなかないと思っている。

ニコニコ動画でボカロPとして活動していたころのハチ名義の曲で言うと『マトリョシカ』とか『パンダヒーロー』なんかと似ている曲で、初めて聴いたときの感想は「うわー!ハチが自分で歌ってるー!」だった。

この独特のクセのあるメロディーだのリズムだのが、噛んでも噛んでも味が出てきてずっとクチャクチャできてしまう。スルメとかそんな次元の話じゃない。

ボカロに歌わせている当時から天才のそれが画面からジャブジャブ溢れ出ていたのに、自分で歌って、MVの構想なんかもして、絵まで描いて、本当になんでもできるんだなこの人。

だけど人見知りだからメディアの出演は苦手で…みたいなところもまた天才のそれっぽくて、米津玄師という人物のキャラが出来上がりすぎている。なんだこのひと。

ちなみに歌詞は男女のあれこれを歌ったものなんだけど、MVには如何にもな表現がいくつも出てきてニヤッとしてしまう。

案の定、ニコニコ動画にアップされている動画ではキッズたちが過剰反応を示していて若いっていいなぁ…と思わせてくれるところも、このMVの楽しみ方の1つだったりする。

この曲の入っているYANKEEは捨て曲のないガチの名盤なのでオススメ。

 

 

 

WANIMA 『THANX』

4曲目はイケイケな兄ちゃんたちが一生懸命うたいます。WANIMA開催しまーす!ありがとうを込めて歌います!な曲。

本当はTHANXも収録されている1stアルバム『Are You Coming?』のエルという曲を紹介したかったのだけれど、できればパート1はMVを載せた記事にしたかったんで同じくらい好きなこの曲をチョイス。

これも歌詞はとても真っ直ぐで、ありがとうの気持ちを全力で表現しますとタイトル通りの内容。だからこそ心に響くんですよね。好きだなぁ。

ちなみにWANIMAは見た目はイケイケな兄ちゃんたちなんだけど、実際はすげー明るくて優しいお兄さんたちだったりする。本当にいい人すぎて笑顔がまぶしい。そのうえ見た目とのギャップも相まってだんだん可愛く見えてくるのがWANIMAの魅力です。

あと最近の前向きな明るい歌詞の曲しか知らない人は是非ともアルバムを聴いてみてほしい。彼らは見た目相応のイケイケな兄ちゃんっぽい曲もいっぱい歌っているのだ。『1CHANCE』なんてビッチ連呼してるからね。『いいから』とかもすごく好きなんだけど、歌詞がドストレートすぎてもうw

ちなみにライブでも終始ふざけ倒していたりと、見ているだけで自然とこちらも笑顔になってしまう彼らは、もはや元気の押し売りを越えている。例えるならば『元気の過剰供給』だろうか。

彼らのライブを見に行く(もしくは映像を見る)のは副作用と中毒性が強すぎるので、ほどほどにしておいたほうが良い。

 

 

 

星野源 『化物』

もしかしたら私は特徴的なイントロの曲が好きなのかもしれない。

5曲目は今や飛ぶ鳥を落とす勢いの星野源から化物という曲をご紹介。

この曲は3rdアルバムの『Stranger』のリード曲なのだが、この明るい曲調とやっぱり短めの曲ということもありこれまで紹介してきた4曲と同じようにガッとテンションを上げたいときによく聴く。

しかし、この曲については曲調だけでなく背景というか制作の裏側をしっておくと更に好きになる。

実は星野源は多忙により体調を崩し、2012年にくも膜下出血と診断され活動休止している。その後は一度復帰し2013年の5月にこのStrangerが発売されるのだが、6月に再度活動を休止。その後手術は無事に成功し、2014年に活動を再開するという壮絶な時期に作られた曲だったりする。

また、この曲は歌舞伎俳優であった故中村勘三郎をイメージした曲なのだそうで、この曲はなかなか納得のいくものにならず、深夜2時にようやくレコーディングを終え完成したと思ったら過労から倒れてしまったという心血を注いだ曲なのだ。

このあたりはテレビでも語っていたけれど、星野源のエッセイである『蘇る変態』のなかに詳しく書かれている。とても面白いので機会があれば是非とも読んでみてほしい。俳優としての星野源しか知らない女子なんかが深夜番組でふざけ倒してる星野源を見たら卒倒するんじゃないか。病院ではオ〇ニーが思ったようにできなくて苦労したとか普通に言うんだぜ。さすがだぜ星野源。

SUNや恋から星野源を知った人は是非ともそれ以前の曲も聴いてほしい。星野源ワールドに魅了されたうえで改めてSUN、時よ、恋あたりの最近の曲を聴くと、またちょっと違って聞こえるんじゃないだろうか。

もちろんドラマのタイアップになったから、なんとなく話題になったからというのも人気曲になった理由ではあるけれど、これらの曲はそうなるべくしてなったというのが私の感想である。

まさに『地獄の底から次の僕が這い上がるぜ』だ。

 

 

 

以上、趣味全快の5曲でした

いかがでしたでしょうか。好きな人は全部好きだし、興味ない人には1曲も刺さらないかもしれないだいぶ偏った選曲だったけれど、私自身は書いててすごく楽しかったです。

ちなみに、わざわざタイトルにパート1と付けたのはつまりそういうことです。

この記事が楽しく読めたというそこのあなた、次回をお楽しみに。