【暗黙のルール】「FF外から失礼します」という定型文の気持ち悪さ

先日の記事でも書きましたが、私がTwitterを始めたのってブログのためなんですよね。

Twitterって誰もが気軽に情報を発信したり、気の合う仲間を見つけたり、興味のあるキーワードを入力して情報を収集したりと非常に便利なツールで、ちょっと時間があればタイムラインをざっとチェックするようになったくらいには私も影響を受けておりまして。とっても素敵なツールだなぁと思う今日この頃。

でもそんな素敵ツールであるTwitterにおける暗黙の了解というか、マナーみたいなもので『フォロー外から（もしくはFF外から）失礼します』っていう枕詞を見かけることが非常に多いんですよね。

たぶん感覚的にはビジネスとかで使う『恐れ入りますが』くらいの軽い意味で使ってるのかなぁと思うんですけど、私にはこれがどうにも異様な光景に見えてすごく気持ち悪い。

人気のツイートのリプライを見ると、すべて例外なく失礼されまくってるんですよ。

あと「巻き込みやめろ」みたいないざこざもよく起きてる。これはおもしろい。

この誰かの発言に対してコミュニケーションをはかることの、いったい何が失礼なんだろうとTwitterを始めた当初からずっと思ってたんですが、つい先日お気に入りのブロガーさんがこんな記事を書いていてですね。

honeshabri.hatenablog.com

こちらの記事は、フォロー外から失礼する技術を先人の知恵に習って学ぼうと言う記事なんですが非常に面白いので是非とも読んでみていただきたいと思います。

これを読んで「あー面白かった！」ってなったついでに、せっかくなのでこの際だからこの溜めこんでた気持ち悪さも吐き出しちゃえ～ってな感じで今回はこの記事を書いております。

じゃあこの気持ち悪さの原因ってなんだ？と自己分析した結果、きっとこういうことなんじゃないかと思うんですよね。

フォローしてない人に気軽に話しかけちゃいけないの？

もう言いたいことは見出しの通りなので、正直ここから先は蛇足以外の何物でもないんですけど、せっかくなのでつらつらと書いていきたいと思います。あと数百字で終わるのでお付き合いください。

さて、ここからは私が思うTwitterの使い方についてすこし語っていきたいと思うんですが、まず「フォロー外から失礼します」って言うのはつまり「はじめまして。急に話しかけて申し訳ないんですけど」っていうことで使われてるという認識で間違ってないですよね。

これが進化すると「FF外から失礼します」ということで、「あなたは私の存在を知らなかっただろうし、私もたったいまあなたのことを見つけて、お互い初対面というこの状況にも関わらず話しかけることをお許しください」っていうことを言ってるんだと思うんですよね。たぶん。うん。

これいる？

え、だってTwitterってそういう道具でしょ？

もちろん、初対面の人に対して急に「おまえさー、マジウケるツイートしてんなーｗ」とか言っちゃうやつは本当に失礼なんでフォロー外から失礼してほしくないんですけど。というか幼少期から人との接し方を学びなおしてきてほしいんですけど。

でもそうじゃない場合って、あえてオープンな環境のもとで自分から世界中に向けて発信しているわけじゃないですか。もうこの時点で発信者側からは「みんな見て～」っていう意思表示がされてるんだと思うんですよ。

逆にこれが嫌な場合は例えば『鍵アカ』と呼ばれる自分が承認した人のみにしか情報が公開されない開示方法であったり、冒頭に「嫌な人は見ないでね～」みたいな注意書きをしてあったりいくらでも方法があるんだから、それをせずにあえて公開しているということを前提に考えてみると、それに対して反応するのに「失礼します」っておかしくない？

散歩中にレストランの前を通ってイイ匂いするな～と思ったけど、このレストラン行ったことないし、向こうも急に来られても困るかなぁ。とりあえず聞いてみよう。「すみませーん、初めて入るお店で失礼なんですが、たまたま前を通りがかったらイイ匂いがしたので中に入って注文をしてもいいですか？」ってなります？

あ、大道芸人がパフォーマンスしてる。すごいなぁ。でも私あの人のこと初めて見たし、あちらもきっと初対面の私に見られても迷惑かもしれないな。ちょっと気になるけどここは見ないふり。スルーします。ってなります？ならないでしょ絶対。

いい例えが思い浮かばなくてアレなんですが、私からすればこのくらい違和感のあることなんですよね。何が失礼なのかサッパリわからない。

結論：今後も気軽に話しかけます

もちろんこれは私個人の意見であって決して他人に強要できるようなものではないし、フォロー外からの接触で気を害する恐れがあるから無駄な争いを予防するために言っているという人の言い分もわかります。

だとしても基本的にTwitterのやりとりで失礼だと感じる場面が私としては思い当たらないし、気分を害したのなら謝ればいいと思っているので、今後も「フォロー外から失礼します」という言葉を使うことはないでしょう。まぁ、フォロー外から失礼されたこともろくにない弱小ブロガーが何を言ってるんだって話ですけどね。

少なくとも私はTwitterおよびブログで公開していることは全世界にノーガードで発信されているということを認識しておりますので、本当に気軽に話しかけてほしいなぁと思います。友達は多いほうが楽しいじゃないですか。