よくみれば雑食

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店員には愛想よくすべし!買い物時に知ってて得する3つの心得

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お客様は神様ではありません。

 

どうも!レジでお釣りをもらうときに「どうも~」とか「ありがとうございます~」と一言返すのを心がけているカザマです。それだけで店員さんの対応全然違うから。マジで。

ということで今回は少し真面目な記事というか、もしかすると批難のお声をいただくかもしれない内容について触れていこうかと思います。内容はズバリ、タイトルの通りです。得するかどうかはまだしも、知ってて絶対に損はしません。

どうぞ最後までお付き合いください。

 

味方につけるべきはネットでも友人でもなく『店員』である

さて、いきなり香ばしい見出しではありますが、これがいち社会人として接客業を経験した私の持論です。

プロフィールにも記載していますが、私はつい数か月前まで某携帯キャリアのショップ店員をしていました。今はもう転職して接客業から離れていますが、このときの経験のおかげで普段から店員さんには敬意を払って接しています。ただし、めんどくさそうに接客しているバイトは別として。

とはいえ、スーパーマーケットやコンビニの店員さんを味方につけたところでせいぜい得られるのは品物のありかを教えてもらえることくらいでしょう。ここで言う味方につけるべき店員さんとは『ショップ店員(販売員)』のことです。携帯ショップとか、家電量販店とか、衣服住を取り扱うお店とかね。

別に味方につけなくても普通に買い物はできるし、向こうも接客のプロであるわけですから最低限のサービスはしてくれます。ただし、最低限です。店員側からすれば最も効率的な接客の仕方は「まぁいいか」と思ってもらえるギリギリのラインで客をさばくことです。もちろんこれはあくまで効率に限った話であって、そこにモラルやプロ意識みたいなものは別途存在するわけですが。

しかし繁忙期であったり、時間帯によってはどうしても混むタイミングがあるわけですからいつでも100%の大満足を提供できるかというとそれは正直難しいと思います。というかまず無理です。それは客側の我々もある程度、理解をしなければいけません。

しかしこのご時世、わざわざ外に出なくてもPCやスマホから簡単に目当てのものが手に入るにもかかわらず、わざわざ外に出てきているわけですから自分1人で考えて注文するだけのネットショッピングでは得られない価値を是非とも持って帰りたいものです。そこで頼るべきは何かと考えたときに、いちばん手っ取り早いのが『店員に聞くこと(任せること)』なわけですね。

じゃあ店員から極力、100%に近いサービスを受けるためにはどうすればいいのか。それはほんの少しの工夫で手に入れられると思います。例えばこの3つ。

 

①ほんの少しでいいから店員に愛想よく接する

②ウソでもいいからそれなりの知識をもっているフリをする

③軽くでいいから雑談をする

 

こうして文字にすると大したことないように見えますが、たったこれだけのことで本当にサービスが向上するのか。それを接客業経験者の私が解説いたします。

 

ほんの少しでいいから店員さんには愛想よくしてあげよう

こう言うと一定数、反応する人がいます。だいたい言うことは決まっていて、『なんでこっちが気を使わなきゃいけないんだ!接客のプロなんだからプロらしくサービスしろ!』といった感じ。表向きだけ言えば、これは至極正論。まさにその通り。でもそういう考え方しかできない人は絶対に損しています。

だって考えてもみてくださいよ。横柄な態度を取るような客に対して「よーし!私の接客術で満足してもらって認めてもらうぞ!」という考えになる人が果たしてどれだけいるでしょうか。もちろん、プロ中のプロにはこうした意識の高いひともいます。しかし大多数の店員は「めんどくせ。さっさと終わらせよ。」って思ってます。長く関わっていたくないので最低限のサービスでパパッと捌きます。これがたまに「仕事が早いやんけ!見直したわ!」と思わぬ産物をもたらすこともありますが、少なくともそれは得した気分になっているだけで実際には勿体ないことをしています。

これが逆に「大変そうだね。忙しいもんね。お疲れさま。」と言われたらどうでしょうか。大多数の店員は「わざわざ気を使ってくれて嬉しい!こういう人には気持ちよく帰ってもらおう!」という意識になります。「余計なお世話だ!」なんてひねくれた考えの店員はまぁ、いないでしょう。

ちょっと店員さんを気持ちよくしてあげるだけで、例えば商品の値引きをしてくれたり、適切なアドバイスをしてくれたり、思わぬサービスをしてくれることもあります。たったそれだけのことで、必要最低限より少しでも上位のサービスを受けられるのであれば、カリカリして店員にあたることがいかに馬鹿馬鹿しいかということです。

実際に私も顔にこそ出さないものの、嫌な感じのひとに対しては必要最低限のこと以上はする気になれませんでしたし、気を使ってくれるひとに対してはこのひとのために最良の提案は何か、どうすれば気持ちよく帰ってもらえるだろうかと考えましたし、ここだけの話、(もちろん管理者の許可を得たうえで)値引きやオマケをすることも多々ありました。

もちろん急いでいたり、たまたま気分を悪くする出来事が直前にあったりして気持ちの余裕がないことだってありますよね。私だってそうです。

ですが、なにも愛想よくニッコリ笑いましょうと言っているわけではありません。相手を思いやる気持ちが言葉のなかに少しでもあらわれれば、それを店員は敏感に受け取ります。そうすると自然と対応にも変化が出てきます。そのなかで疑問に思うことや確認したいことを聞いてみたり、ダメもとでこちらの希望を言ってみましょう。それが例え大満足というものでなかったとしても、絶対にあなたにとってプラスになるのは間違いありません。

店員だって優しくされればそれに応えたくなるものです。人間だもの。

 

全然知らないことでもハッタリをかませば何とかなる

さて、店員の心が開いてきたと感じたら今度は本格的にこちらが得をするための駆け引きを仕掛けてみるのも面白いかもしれません。これは単に値引きができるできないということだけではなく、知らなかった情報をたくさん収集することだったり、悩みを解決するためのヒントを得たりと、人によってプラスになるものはさまざまだと思います。

そのためにはある程度こちらから質問なり提案なりをする必要があるわけですが、いろいろ調べて、情報を頭に入れて、それらを整理してから質問……なんてことをする必要は一切ありません。ハッタリでもなんでもかましちゃいましょう。

というのも、店員さんはそこで働いているわけですから、名札に初心者マークがついているような若者でもない限りはそれ相応の知識を蓄えています。自分が知らないことも多く聞くことができるでしょう。ですが、店員さんがなんでも知っているか、その分野全般に必ずしも長けているのかと言えば決してそんなことはありません。

もちろん最低限、仕事をするうえでおさえておかなければいけない知識は頭に入っていますが、他社・多店舗のサービスであったり、値段、機能、キャンペーンなどは意外と知りません。それらすべてをマスターしている店員さんはよっぽどの物好きか、超優秀なスーパーマンくらいです。基本的に店員はお客さんから言われたことは「へぇ~そうなんだ~」くらいに受け止めて疑うことはありません。よく値札のしたにも書いてありますよね。『他店より1円でも高ければ相談してください』って。そういうことです。

仮にそれが『ウソである』『ハッタリである』ことが分かったところで指摘なんてしません。わざわざ問題を生み出すメリットがありませんからね。要は言ったもん勝ちというわけです。仮に指摘したところで「あれ~?なんかどっかで見た気がするんだけどな~?」って言われればそれ以上つっこめませんしね。

むしろ店員とある程度のコミュニケーションが取れていることを前提に考えれば、黙っていてもあちらからいろいろ教えてくれるはずですし、勝手にお得になる方向に話をもっていってくれます。そこで自分の考えにそぐわないようであれば軌道修正をするくらいで済んでしまうのではないでしょうか。

 

余裕があれば雑談を楽しみましょう

もう雑談ができるようなところまで関係が構築できているようであれば完璧と言ってしまっても過言ではありません。

まず、店員側からすれば1日何十人と会うお客さんはほとんどが『はじめまして』です。そのなかで説明を繰り返していくうちに、次第に誰に何を話したのかこんがらがってくることだってあるし、少しでも無駄を省いて効率的に情報収集をしようと考えます。それによって、その場その場で必要最低限のことだけを聞いて、得られた情報のなかで的確な提案・アドバイスをしようとします。

まぁ、特定の事柄について聞くための最短ルートであればこれでも構わないと思いますが、もっと幅広くいろいろ聞きたいとか、あわよくばお得なサービスを受けたいと思ったら、こちらからもう少し情報を開示してあげる必要があります。

たまに店員さんと仲良く会話してる人って見かけますよね。あれってだいたい、常連か、雑談を楽しむくらいまで仲良くなったかのどちらかなんですが、あそこまで会話が盛り上がるようであればもうだいたいの希望や目的は伝えられているはずですし、店員としても雑談の中でその人の趣味嗜好を少しずつ把握していきますから、より幅広くかつ的確な提案・説明ができやすくなっていくわけです。そのうえ会話をすることで心が開かれていきますから、思わぬところでサービスをしてくれる可能性もグンと高くなります。

『ギブアンドテイク』というほど大それたものでもありませんがやはり自分に合ったサービスを受けようと思ったら、こちらから歩み寄る姿勢を持っている人のほうが圧倒的に満足のいくものを受けられるのは間違いありません。

 

以上、お伝えしたい3つのことでした

ということで思うままに殴り書いてしまったので、まとまりのない文章になってしまいましたが書きたいことは書けたような気がします。というか足りなかったらあとで付け足します!

この記事がきっかけで誰かの意識が変わって、どこかの店員さんが少しでもホッとできるのであれば幸いです。

 

※この記事はこちらの内容に感化されています

www.kandosaori.com