よくみれば雑食

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【恐怖】人工知能によって監視される日々がヤバすぎる

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昨今のIT業界における技術の進歩は目覚ましいものがありますが、その様相もいよいよ近未来じみてきました。

というのも、なんでも中国のとある高校では教室に監視カメラが設置されたとか。

 

黒板の上に設置された3台のカメラが授業中の高校生たちの様子をリアルタイムで監視し、表情や姿勢をAIで分析するんだそうで、真面目に授業を聞いていない不良生徒がいればすぐさまロックオン。

その結果は先生の手元にある機器へすぐさま転送され、不良の態度に怒り狂った先生の剛腕から放たれる殺人チョークが脳天を貫く。

そして今日もまたクラスメイトが1人減ったその一方、黙々と勉学に励む優良生徒にはしっかりと加点されるシステムになっているとのこと。

その結果は先生の手元にある機器へすぐさま転送され、祝福の舞いを踊る先生のしなやかな足技から放たれる殺人便所サンダルが脳天を貫く。

 

人工知能に管理される人間の図

なんということだろうか。この事実を知った私は思わず言葉を失った。

これはつまり学校の教室内にいる間は一挙手一投足すべてにおいて、AIおよび学校の監視下に置かれるということ。

とはいえ、学校内はとっくに大人の監視下だろうと。何を今更言っているんだと。そうお思いの方も多いかもしれないが、ここまで徹底して些細なエラーさえも見逃されない完璧に管理された空間なんて、ちょっと冷静に考えたら異常であることに気付きはしないもんなんだろうか。

 

この監視下ではもちろん、授業中にモンスターハンターポータプル2ndGをプレイすることもできなければ、マリオカートDSをプレイすることもできない。

よそ見をしている間にラオシャンロンの尻尾ハメに巻き込まれて絶望することもなければ、窓際のヤスダくんが「うわっ!トゲゾーこうら!」と叫んだばかりに先生にDSを没収されることもない。

 

授業風景が徹底的に監視されるようになれば、いよいよ学校生活のほぼ全てを監視されるようになるのも時間の問題だろう。

夏の暑い日に半裸で弁当をかきこめば、わいせつ行為で現行犯逮捕。罰として録画された映像は裏ビデオとしてばら撒かれ社会的に抹殺される。

夕暮れの教室の片隅で心地よい風を浴びながらイチャつくカップルの様子も終始見られているし、勇気を振り絞って気になるあの子に思いのたけを打ち明ける瞬間だってバッチリチェックされている。あげく振られでもしたら目も当てらない。おまけに『実録!高校生の青春風景シリーズ』としてばら撒かれ社会的に抹殺される。

 

確かに監視の目があることで安全面は守られるでしょう。そういう意味では確かに生活環境に関しては健全そのものかもしれないが、多感な時期の先生の目を盗んで些細な悪事をはたらく*1、あのハラハラドキドキするシチュエーションもIT技術の発達によって完全に抹消されるというのはなんとも味気ないような気がしてならない。

なおかつ四六時中、監視されているという事実が常に脳裏をよぎることを思うと精神面では実に不健全。ストレスで寿命がマッハ。

 

そもそも青春の甘酸っぱい思い出というのは、思い出のなかで美化されることで輝きを放つのであって、一部始終をしっかりと映像で見せられても生々しくて吐き気がするだけなのだ。

なんでもかんでも技術の発達によって便利になるのはちょっと考え物じゃあないだろうか。便利なものに頼りすぎていつの間にか自分たちの首をしめているような気がしてならない。

そうしていつしかそれを異常だと思わなくなる日がいつかやってきて、ハイテクノロジーなしでは生活できなくなってしまうほど頼りっきりになる世界が来るんじゃないだろうか。

 

そして時は過ぎ……

世界は超ハイテクノロジーによって完璧に管理され、人類は身動きを100%監視・拘束されることになる。

いつ如何なるときも身体データを観察され、異常があればすぐに医療用ロボットが駆けつけて手当てをしてくれる。

仕事という仕事はすべてAIとロボットに任せるようになり、人類は働くことを知らずに産まれてから死ぬまで途方もなく続く暇つぶしで一生を終えるようになった。

最先端の研究により医療は目覚ましく発達し、人類の平均寿命は100年をゆうに超え、病気やケガも早期発見・治療することで命に関わることはなくなった。

生命を維持するための必要最低限の食事や生理現象といったものも全てロボットに管理され、何不自由ない日々を過ごす人々。

 

しかし、この徹底管理された世界に疑問を抱く1人の青年がいた。彼の名はジョン。

ジョンはある日、街の外れにある歴史資料館を訪れ、過去の人類たちは自分たちの意思で働き、学び、食事をし、恋をし、子を産み、またその子が成長し…という生活をしていたことを知る。

その後も過去の人類について知るうちに、何も考えずに死ぬまで起きて寝てを繰り返すだけの現代人に対し『人間らしくない』という想いを徐々に募らせていく。

 

そんなあるとき、ジョンは同じく資料館を訪れていた同年代のマックス、エミリーと出会う。

ジョンと同じくこの世界の在り方に疑問を抱いていたマックスとエミリー。

3人はすぐに打ち解けあい、『人間らしさ』を探す旅に出ることを決意する。

しかし、機械によって監視されたこの世界を子ども3人だけで多くの大人の目を欺きながら旅をすることは不可能。

3人はこのまま胸の内に芽生えた感情を押し殺し、次第に忘れていってしまうのか…

 

そんななか、3人の前に歴史資料館の館長を名乗る男が現れた。

男はティムと名乗り、自身も幼少のころからこの世界の在り方に疑問を抱き続けていたことを3人に伝える。

現代世界では知恵を持った大人は子ども以上に監視の目が厳しくなっており、自由に身動きができないため自分と同じ意思を持った子供たちが現れるのを待っていたと言う。

実はティムは元・科学者でこの世界の創造に大きく関係する人物だったのだ。

 

そしてティムはこの世界の裏の顔、機械によって完全に管理されたこの世界の真の目的を子供3人に告げる。

この事実を知った3人の子どもは、黒幕の陰謀を阻止するためティムとその仲間のサポートを受けながら裏政府の研究機関に潜入する。

なんとそこで3人を待ち構えていたのは、おびただしい数のサイボーグだった。

 

果たして3人の運命やいかに!

彼らは巨悪の陰謀を阻止することはできるのだろうか!

 


Cities of the future ~未来都市~

 

2019.08.31

 

 

Coming Soon...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……で、なんの話でしたっけ。

 
参考元:https://www.gizmodo.jp/2018/05/hangzhou-smart-eyes.html

 

*1:イジメや犯罪は些細な悪事じゃないぞ!ダメ!絶対!