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【MHW】モンハンワールド狩猟日記 ~二狩り目~ 『モンハンらしさが凝縮されている』

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キャラメイキングを頑張ったのにも関わらず、激しく動けば動くほどにゴリラになる彼女と今日もハンティング。

だいぶのんびり遊んでいるもんで、まだ下位でまったり楽しんでいるのだけれど、今作は良い意味でモンハンらしい良作だと思う。

クロスやダブルクロスは外伝扱いということもあってアクション性に富んでいたぶん、ゴッドイーターに寄ってしまっている感が否めなくて個人的にはコレジャナイ感がすごかった。おかげでクロスのために買った3DSが腐ってしまっている。

で、フロンティアはフロンティアでいろんな要素を詰め込みすぎてもはや何が何だか分からなくなっている。ご新規お断りオーラがすごすぎる。

という状況のなかで満を持して発売されたワールドは、従来のモンハンらしさがそのままPS4クオリティで生まれ変わった感じがして、今のところはすごく楽しく遊べている。

発売前に散々言われた「オープンワールドじゃないのかよ!」というツッコミ。

確かにオープンワールドで自由に駆け回るのを期待していた分、いつものエリア移動方式だったときのガッカリ感はあったけれど、いざ蓋を開けてみればエリアのなかに高さの概念が入るだけでもずいぶんと違うもんだと感心した。

それに加え、適度にエリアに壁があること、つまりオープンワールドじゃないのも、逆に私が知っているモンハンがそのままハイクオリティで生まれ変わってくれた感じがして感動すら覚えている。

PSPを握りしめてひたすら友人とモンハンばっかりやっていたあの頃を思い出す。

もちろん、今作からの新要素も豊富でそれらに慣れる必要はあるのだけれど、そこまでゴチャゴチャしたシステムは今のところ見当たらないので安心している。

 

モンハンらしさと目新しさの共存

新要素をもっと使いこなしたい

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この救難信号のシステム、ソロでハンティングしにきたはいいけれど予想以上に強くてまるで歯が立たないというときに、同じエリアでオンラインで遊んでいる他プレイヤーに助けに来てもらうためのものらしい。

今回はクエストに途中参戦もできるため、ヒーローは遅れてやってくる!みたいな茶番もできたりする。

とは言え、完全に野良で遊んでいるときに救難信号を出しても、誰か助けに来てくれるのかというのは素直な疑問。それなりの高難度のクエストや、レアなクエストならまだしも、新米ハンターが純粋に助けてほしいときに、果たしてこのシステムがどこまで活きるか…。

このあたりはPS4およびMHWプレイヤーの民度やらマナーやらをもう少し見極めないとあまり活用するタイミングがなさそうな気がする。しばらくは知り合いみんなを誘ってワイワイやろうぜーってな遊び方が主流になりそうな気がするなぁ。

 

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『オープンワールドじゃない=自由度が少ない』という方程式は必ずしも成立するわけでもないんだなぁと思わせてくれる今作。

例えばそこらへんで飛んでる飛龍に石を投げつけて、ひるんだところに掴まって空の旅をするだとか、エリアごとのギミックを活用してモンスターを罠にハメるだとか、ずっとエリアを活用した戦い方とかができたらいいのになぁと思っていた私にとって、これらが実現されたというのはかなりポイントが高い。

 

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あとは新要素で素直に有り難いなぁと感じたのは導蟲の存在。

これはエリアに残されたモンスターの痕跡を頼りに、目的のモンスターまでの道のりをホタルみたいな虫たちが案内してくれるというもの。

おそらく今作はこれのおかげでペイントボールはなくなったんじゃないだろうか。

ペイント班の出番が無くなってしまったのはいささか寂しい気もするが、ペイントボールを投げ忘れて見失った場合、この広大なエリアをあてもなく探すハメになったときのことを考えるとゾッとする。

あとはエリアマップからいつでもすぐベースキャンプに帰れたり、アイテム分布図が見れたりと今までのモンハンのマップ機能からは考えられないほどの至れり尽くせりな状態になっている。

専用デカールを貼らないとどこに何があるか分からなくなる、どこかの塔攻略ゲームとは違うな。見てるか?ガンホー。

 

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あとはいろいろと細かい部分が変更されていて、歩きながら肉や回復薬を食べられるようになっていたり、大量にあるアイテムの移動が手早くできるようになっていたりと地味だけどありがたい改善がされているのも嬉しい点。

今のところ唯一困ったのは、肉焼きのBGMが変わったことくらいだろうか。どうしてもBGMとこんがり肉になるタイミングがバチッと合わなくて、今のところは目押しして肉を焼いている。歴代のあのBGMなら音だけで完璧に焼けるんだけどなぁ。

 

らしくないけどこれはこれで良い

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いままでモンハンと言えば『おつかいゲー』と比喩されるように、ストーリーそのものは基本的には与えられた仕事をただ淡々とこなすだけだった。

それは今作でも本質的には変わっていないのだが、そこに関わるストーリー部分がかなり肉付けされていることによって、ちゃんと物語を進めている感が味わえるようになっている。

さらに、ちょいちょいムービーを挟むためテンポは悪くなるものの、まるでRPGをやっているかのような満足感がある。

今までの申し訳程度のうっすいストーリーこそモンハンの神髄であると自分に言い聞かせてきたけれど、やっぱりストーリーはちゃんとしてるに越したことはない。目を覚ませ自分。

 

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しかもちゃんと今の装備がムービーに反映される。

もはやこれだけでも今までのモンハンから比べればかなりの進化なんだよなぁ。

 

ついついスクショしたくなるゲーム画面

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ゲーム内で昼・夕・夜と時間が移り変わる。

この時間帯の概念は以前から存在していたのだけれど、リアルタイムに移り変わっていく様子が見られたり、この映像美だからこその風景というのはついついスクリーンショットを撮りたくなる。

特に夕方が好きだなぁ…。見ていてホッとする。

まさかクエストに行かずとも楽しめるモンハンが発売されるなんて思ってもみなかった。

 

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イチイチ料理の仕上げに全力を注ぐ料理長が可愛くて、食事シーンはなかなかスキップができない。

いやオプションボタンでスキップできることは知っている。画面上部にもご丁寧にボタンコンフィグが表示されているのも知っている。だけど飛ばせないのだ。

こういった細かいところまで楽しめる今作はホントに買ってよかったなぁと久々に思える良ゲーだと思う。

まさかムービーを飛ばしたくないと思えるモンハンが発売されるなんて思ってもみなかった。