よくみれば雑食

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ついつい最後まで見てしまうYoutubeで流れる長編CM5選

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ここ最近、Youtubeを見ているとお目当ての動画が再生される前にCMが流れることが多くなりました。

普段は5秒経った時点ですぐにスキップしてしまうのですが、そんななか最初の5秒で心をガシッと鷲掴みされてしまったCMもいくつかあります。

今回はそんなユニークなCMのなかでも私の好きな5つをご紹介したいと思います。

 

今どきのCMはオシャレじゃなきゃ!

桜井日奈子さんのダンスが鬼カワイすぎ!【鬼カワイイ 岡山市】PRムービー フルver.

鬼カワイイ 岡山市 公式HP

 

まず1つめは桜井日奈子がMOMOガールに扮してクセになるダンスを踊るポップなCM。

もう桜井日奈子ちゃんという時点で惹きつけられたんですが、「うらじゃ~」という野太い声が桐谷健太にしか聞こえなくてついつい再生時間が伸びた結果、最後まで見てしまいました。

このCMを製作した岡山県岡山市は『桃太郎伝説』発祥の地で、このダンスは岡山を代表する踊りである『うらじゃ』を元にしたもの。

うらじゃは桃太郎と温羅(うら)=鬼神との戦いの伝承をもとにしたもので、『共生と融和』をテーマに生まれた由緒ある踊りなんだそうで。

それがこのCMでは『うらじゃ ー 鬼カワイイ Remix ー』として生まれ変わり、なんとも鬼カワイイものになっています。モッモモモ♪モッモッモモ♪

ちなみにMOMOガールの衣装のデザインは、歌手・きゃりーぱみゅぱみゅの衣装を手がけるデザイナーの飯嶋久美子氏さんなのだそう。どおりでどこかで見たことがあるようなふんわり具合だと思いました。

地域の宣伝CMはユニークなものが多いですが、そこに可愛さが融合されるとこうも見てしまうものなんですねぇ。

ちなみに紹介した動画はフルverですが、2分ほどのショートverや振り付けを覚えるための動画などもあるので、気になる方はチェックしてみては。

 

“PS4”「できないことが、できるって、最高だ。2017」

 
2つめはゲームと現実世界が融合したファンタジーな世界観がとってもオシャレなPS4のCM。
こちらはシリーズが何作かあるので見たことある人も多いんじゃないかと思いますが、山田孝之は何をしてもカッコイイですねぇ。鬼カッコイイ。
0:11あたりのパンチのフォームとか完全にクローズZEROの芹沢でもうカッコイイしか言えない。
なのに最後の「イエスッ!」の笑顔が可愛いとか桜井日奈子もビックリ。鬼カワイイ。
ちなみに山田さんは本当にゲーム好きのようで、休日は1日ゲームをして過ごすことなどもあるそうです。そんなゲーム好きな山田さんが楽しんでCM撮影をしているからこそ、プレイステーションシリーズのCMはどれを見てもなんだか微笑ましく感じるのかもしれませんね。
 

ありがとうおでん「BiSH・おでんの歌」篇

セブン‐イレブン・ジャパン 公式チャンネル - YouTube

 

続いては「セブンのお・で・ん♪」がクセになるこちらのCM。

もうその名の通り、見た目の通り、セブンイレブンのおでんの宣伝CMなんですが、忌野清志郎が歌う『デイ・ドリーム・ビリーバー』のイメージが強すぎて最初は「おや?どうした?」というのが正直な感想でした。

「ずっと夢~を見て~」のあたりで「あったかおでん」ってナレーションが入る映像が脳内再生できちゃうくらいに染みついてますもんね。

このCMはイントロで「おや?なんかかっこいいぞ?」と思ったのもつかの間、「ありがとありがとおで~ん♪」でズコーとなってついつい見てしまいました。

おでんを持ちながら歌って踊っているのは楽器を持たないパンクバンドこと『BiSH』。

最近は楽器を持たないバンドみたいなのが流行りだしてるんですかね?ゴールデンボンバー効果すげぇな。かと思いきや、『バンドじゃないもん!』とか言いつつ1人ガチでドラマーがいるアイドルグループがいたり、もうこれわかんねぇな。

あとそんなに容器を振り回したら汁バッシャバシャじゃないのよ。おでんは最後に汁をすするのが最高なのに。

 

ベンザブロック『かぜぐすリリック』

タケダ ヘルスケア チャンネル - YouTube

 

お次もクセになる歌CMシリーズの『かぜぐすリリック』をご紹介。

こちらは風邪薬CMあるあるを歌うと言う、メタメタしい歌詞が面白いギャグ要素高めの動画。

それにしても曲がなんとも心地いいなぁと思っていたら、なんと作曲はヒットメーカーのヒャダイン氏。なるほどどおりで。

節々に「あなた~の風邪に狙いを決~めて」のメロディを混ぜてくる手法だったり、変調しまくったりするヒャダイン節が楽しめちゃうなんて素敵やん。ちなみにこの動画は、概要欄に親切なことに歌詞も載っています。

ただ、最後の最後に「あなた~の風邪に狙いをきめて♪」ときて、「最後はみんなでー!」と来たので、気持ちよく歌いましたよ。

 

私「ベーンザブロック!」

Negicco「ピンポーン♪」

 

 

!?(゚Д゚;)

 

 

よくも……よくも騙した……!!(プルプル)

 

【公式】"ブルボン×SCANDAL" Webアニメーションムービー 『恋するユニバース』

"ブルボン×SCANDAL" Webアニメーションムービー | ブルボン

 

ラストはここ最近見たなかでブッチギリに好きなCMのこちらの動画。

ガールズバンドのSCANDALとブルボンのお菓子がコラボレーションしたオシャレ度の高い映像なんですが、画面内に出てくるカラフルな模様がそれぞれお菓子をモチーフにしたものだと分かるところで「おぉー…!」となりました。

そしてこのヌルヌル動くアメコミ風の映像がまた私のツボを的確についてくるんですよねぇ。こういうタッチの絵がすっごく好きなんですよ。それにそれぞれSCANDALのメンバーの特徴も掴んでいて、デフォルメしすぎていないところがまたGOOD。

この映像のフルバージョンはまだですか!?ブルボンさん!!

 

ちなみにこの曲のロングバージョン(ほぼフル)はSCANDALの公式チャンネルで聴くこともできるんですが…。

 

 

誰だコイツら!?

 

 

と思ったら、正真正銘のSCANDALメンバーだった。

てっきりモデルに出演してもらってるもんだと思っていたら、よ~~く見たら本人たちでした。

それにしてもボーカルの子の顔変わりすぎだろ…。私の知ってるSCANDALは、

 

こっちですよ。

そうそうこれこれ。

このカッコイイんだけど、どこかあか抜けないモッサリした感じがSCANDALじゃないですか。

なんか新しいMVのは大学デビューしたばかりのパリピみたいだよ。そういうのはもうMrs. GREEN APPLEだけでいいよ。

それにしても瞬間センチメンタルまじでカッコイイな…。もう何回聴いたか覚えてないしこのMVも何回見たか覚えてないけど、全然飽きないもんね。

なんか本題から逸れちゃったのでこのへんで。

 

YoutubeでCMを流すことは宣伝としては効果的かも?

ここ最近は若者のテレビ離れが深刻であるという話題を絶えず目にするくらいにネット動画の勢いが増しています。

そんななか気軽にSNSなどに投稿できるような媒体を介して宣伝をすることは個人的にはかなり効果があるのではないかと思っています。

TV番組のCMはもはやトイレタイムと言っても過言ではありませんし、見たい番組を録画すればCMスキップ機能で快適に飛ばすことだってできちゃいます。

しかしYoutubeなどは何かの片手間に見ることも多く、なんとなく垂れ流していることも多いのでテレビほど意識してCMを飛ばそうという気もなかったりします。

私みたいな人は決して少なくないと思いますし、見たいと思わせてくれるCMであればこうして見たうえで更に好きにまでなってしまいます。

結果、リピート再生をしたうえでこうしてブログにまで書いてしまうのですから、企業からすれば誰が見てるか分からないTVCMを流すよりよっぽど効果的な手法であるのではないでしょうか。(このブログの影響力がどれだけあるかはさておき…)

ちなみにこの私の考えはあながち間違いでもないようで、Youtubeへ広告展開をするための支援などをしている企業のとあるページにはこんな記載があります。

 

YouTubeで動画を再生した時に出るあの広告。5秒でスキップできるようになる一方で、5秒間は必ず視聴されます。さらに動画を見て気になる方は最後まで動画を見てくれます。 

実はあの広告、1再生あたり数円~20円とい事が殆どです。さらに、5秒でスキップできるあの広告(trueviewインストリーム広告と呼ばれます)は、視聴者が30秒(30秒未満の動画は終了時まで)再生されて初めて料金が発生します。

つまり、6秒でスキップした人はもちろん、ある程度動画を見て、29秒でスキップした人もカウントされず、料金がかかりません。

なので、動画広告を出す側は「興味無い人はどんどんスキップして下さい」と考えています。逆に言うと、わざわざ動画を30秒以上再生してくれる興味のある視聴者に動画内容を訴求することが出来ます。

TVCM等では、CMを見ている・見ていない、興味がある・無いはわかりません。全く興味の無いユーザーにも動画を強制視聴させています。

引用:YouTube広告の料金はいくら? | 株式会社テクナビ

 

実際の料金はケースバイケースで、これはあくまでも参考価格らしいのですが、それでも誰が見ているか分からない15秒に数百~数千万円を注ぎ込むのであれば、ターゲットを絞れるWEB動画広告にシフトするのは自然な流れですよね。

こうなってくると企業としてもいかに興味を惹くCMを作れるかが宣伝の効果として如実に目に見えることになりますから、クオリティを高めるための努力をきっとTVCM以上にするのではないでしょうか。

そうして出来たCM動画がまたYoutubeなどにアップされて、この5作品のように、ついつい目を惹かれてしまうことが増えるのかと思うと、なんだかワクワクしてきますね。

今後のYoutubeの企業CM映像の動向に要注目です。